INTERVIEW

土木現場でも、無理なく
女性が働ける職場を実現。

技術職

山口 菜摘

所沢事業所 保全第一課 2018年入社

私の仕事/やりがいを感じるとき

役割分担や作業の機械化で性別を問わず快適に働ける

事業所では、小補修工事の施工管理を担当しています。私の担当は防草対策作業です。高速道路の側道やのり面に生えた雑草や雑木を除去したり、防草シートを被せて草が生えないように施工するのが主な仕事になります。また、緊急時は車線規制をかけて事故復旧作業にあたることもあります。復旧を終えて無事に道路を解放できた瞬間は、何よりも達成感がありますね。

土木作業は、まだまだ男性中心という印象が強いかもしれません。確かに現場作業となると、長時間外にいることや、工具や敷材など重い物を運んだりする機会もあります。一方で、体力面で負荷がかかり過ぎないように現場ではきちんと役割を分担していますし、休憩や休暇もしっかり取れるので、私も快適に仕事を続けることができています。また、現在は作業の機械化も進んでいて、車線規制をかけるときに自動でラバーコーンを設置してくれる作業車や、自動走行する草刈り機なども現場に投入されています。今後さらに機械化が進むことで、女性でも無理なく働ける環境がもっと整えられていくと思います。

ある一日のスケジュール

8:00勤務開始
8:10メールチェック
8:20協力会社との打ち合わせ
8:30社内の打ち合わせ
9:00現場の調査や巡回
12:00昼休憩
13:00調査資料作成・日報の確認
16:00工程確認の打ち合わせ
17:00勤務終了

大切にしていること/今後の目標

やる気次第で仕事のステージを広げていける

施工時は、最初に現場を調査した後、作業責任者と打ち合わせをして施工プランを練っていきます。長いときは1か月ほど工事が続きますが、同じ現場でも雨や風などの気象条件によって危険な箇所は変わってきます。そのため念入りな注意喚起が欠かせません。自分は作業員さんたちに仕事をお願いする立場だからこそ、事故が起きないための配慮が必要です。

施工計画を立てるとき意識しているのは、できるだけ協力会社さんの立場になって考えることです。現場で作業している人の目線に立つことで、効率的な作業方法や安全対策選定、工程などを考え実行していくことができます。また、業務内容も年々変わっていきます。私はこれまでに、主に小補修の施工管理業務を行ってきました。今後は現場の知識や技術力向上のために、より多くの資格を取得していきたいと考えています。いずれは小補修だけでなく、植栽管理などの様々な工種の維持管理作業ができる人材を目指したいです。

応募を検討している方へのメッセージ

様々な女性技術員が高速道路の最前線で活躍中!

私は高専で土木や建築を学んでいて、将来は高速道路の維持管理に最前線で携わりたいと思っていました。そのため現場の技術職を志望しました。入社のきっかけは、会社のホームページを見たことです。現場で活躍する女性社員がいることを知り、「女性でも働きやすそうだな」と思ったのが決め手になりました。私が入社した後も、3人の女性技術員が入社しており、一緒に研修を受けたりLINEで相談し合うことも多いです。また、土木業界は古いイメージがありますが、ネクスコ・メンテナンス関東ではIT化が進んでいて、タブレットで書類作業ができたり、動画で作業手順が学べるような設備環境も整えられています。講習の内容も豊富なので、色々な技術や知識を身に付けたい方はぜひ応募していただきたいです。

ほかの社員インタビューを読む

社員インタビュー トップ